事故の概要
新潟県上越市にある水力発電所で水圧管路の一部が破断し、水が流出しました。
これにより土砂崩れや田んぼへの浸水被害が確認されています。
こちらの水力発電所は、昭和43年11月に竣工しており、現在まで約57年経過しています。
この発電所では、3年前から老朽化に伴う建て替え工事を行っていて、2025年4月5日には、工事を請け負う作業員が異常な水の流出を確認していたとのことです。
また、この事故により土砂崩れや浸水被害が発生したほか、クレーン用の鉄塔も2基倒れる被害が発生しています。
県はすでに水の流出を止め破断が起きた原因について調査しています。
感想
これから、このような事故が増えると私は考えています。
似たような事件で皆様も知っておられると思いますが、埼玉県•八潮市の道路陥没事故が挙げられます。
あの事故も、下水道の老朽化(腐食)が原因でした。
原因は、高度経済成長期に集中的に整備されたことにあります。
今後20年間で建設後50年以上経過する施設の割合は加速的になります。
※インフラの耐用年数は、50年が一つの目安になります。
2012年に、中央自動車道で起きた笹子トンネル天井板崩落事故が起きたことによりインフラなどの構造物の点検•維持管理することの大切さが浮き彫りになりました。
高度経済成長期に集中的に整備されたインフラは正直に行って点検や補修維持管理についてあまり考えれていません!
なくてはならないインフラを国はどのように整備していくのかこれが今後の日本にとって大切になるのは間違いないと考えています。
国道交通署が詳しくインフラメンテナンスに書いています。
社会資本の老朽化の現状と将来 - インフラメンテナンス情報
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